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ハチのアレルギーとエピペンについて

暖かい季節になると、色々な虫に刺されるトラブルが増えますが、最も注意したいのが「ハチ」の被害です。
過去にハチに刺されたことがあり、屋外で作業をすることが多い方はハチのアレルギー検査をおすすめします。
ハチのアレルギー検査は血液検査で可能です。スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3項目のIgE抗体を測定します。
ハチ毒アレルギーがなければ、刺された箇所に軽い痛みやかゆみ、腫れなどが起こり、数日程度で消えていきます。
ハチ毒アレルギーがあると、刺された人の約10~20%が全身のじんましんなどの皮膚症状や嘔吐、呼吸困難などが起こるアナフィラキシーを引き起こすといわれます。そのうち数%は意識障害や急な血圧低下によるアナフィラキシーショックを起こすとされ、命に危険がおよぶ確率が高くなります。

自己対策として、エピペン(アドレナリン自己注射薬)を携帯することが重要です。
アナフィラキシーショックが出現した時に、補助的に治療できる注射です。

エピペンを取り扱っております。ご相談ください。