現在位置: ホーム / 人間ドック・健診 / 当院でだ液による、がんリスク検査(サリバチェッカー)が受けられます

人間ドック・健診

当院でだ液による、がんリスク検査(サリバチェッカー)が受けられます

どんな検査なの?

だ液中には、体の中で生成される多数の代謝物質が含まれています。本検査は最新の測定装置を用いて、これらの物質を高精度に分析し、がんで異常値を示す物質の濃度を統計的に解析することで、現在がんにり患しているかどうかのリスクを調べます。

検査の特長は?

1度に複数のがんのリスクがわかる

肺がん、膵がん、大腸がん、乳がん、口腔がん

がん早期発見の可能性

症状が出にくい膵がんも早期発見できる可能性があります。
もしがんになっても、早期発見ができれば治療の負担も少なく、家族も安心です。

痛くない

数滴のだ液を採取するだけなので、体に負担をかけません
血液検査が苦手な方でも安心して受けていただけます。

確かな臨床研究

サリバチェッカーのだ液がんリスク検査技術の基礎となった研究は、多くの論文が国際的な学術誌に掲載されています。

がんの可能性が高いときはどうすればいいの?

当院で精密検査等の対応をいたします。

検査料金
サリバチェッカーのみ 22,000円(税別)
人間ドックオプション料金 18,000円(税別)

今を知って、未来を生きる 早めに備えるがん対策

だ液がんリスク スクリーニング検査

サリバチェッカーとは?

だ液は「身体の鏡」といわれ、血液や尿と同じように健康状態の指標となる多くの情報を含みます。だ液中の成分の大部分は血液由来のため、がん細胞から染み出す代謝物質は血管を通り、だ液中に染み出します。
サリバチェッカーは、最新の測定装置を用いてこれらの物質の濃度を解析することで、現在がんの疑いがあるかどうかを調べます。
人間のだ液には、安静時だ液・刺激だ液の2種類があります。サリバチェッカーは血液成分に近いといわれる「安静時だ液」を用いて検査を行っています。

だ液の分泌量

刺激性だ液

食事や、うがいなどの刺激によって分泌されるだ液

安静時だ液

安静にしているときに自然に出るだ液

だ液の分泌量

だ液の分泌量

1日に1~1.5L

安静時 毎分0.3~0.4ml

刺激時 毎分1~2ml

だ液採取前の注意事項

検査2日前 以下の食品の摂取を控える
・枝豆、納豆、煮豆、豆腐などの「豆」を主原料とした料理
 ※しょうゆ、みそなどの調味料は問題ありません。
・クルミ、アーモンドなどのナッツ類・シジミ・豆類
・ナッツ類・シジミを材料としたサプリメントや健康食品
検査前日 夜9時以降、水以外の飲食を控える(採取の12時間前を目安とします)
検査当日 朝食を控える
・歯磨きは検査2時間前までに済ませる
 ※歯肉を傷つけしてしまうような強いブラッシングは控える。
 ※歯磨き粉、マウスウォッシュの使用は可能。
×ガム、飴、トローチ ×うがい薬 ×入れ歯接着剤
検査1時間前 ×激しい運動 ×喫煙 ×口腔内の手入れ(爪楊枝、歯間ブラシなど)
検査直前 30分前にコップ半分(100ml)程度の水を飲む
 ※他の検査で水分を摂取できない場合は軽く口をゆすぐ。
 ※口紅、リップクリームは検査前にふき取ってください。

その他の注意事項

ドライマウスやだ液の出にくい方は事前に検査担当者に伝えてください。

薬を服用中の方は事前に医師にご相談ください。

よくあるご質問

Q.だ液による、がんリスク検査(サリバチェッカー)は必ずがんを発見できるのですか?

A.本検査は、がんを診断するためのものではなく、現在がんの疑いがあるかどうかを調べる検査です。 高いリスク値が出てがんの発見につながる場合もある一方で、リスク値が低い場合でもがんがある可能性もあります。 必ずがんを発見できるというものではありません。 リスク値が高い場合には、検査を受けた医療機関にご相談いただくことをお勧めします。


Q.今までがんになったことがある、または現在がんや他の病気で治療中でも受診できますか?

A.本検査を受けることはできますが、リスク値は高く出る可能性があります。


Q.だ液による、がんリスク検査(サリバチェッカー)は定期的に受けたほうが良いですか?
また、サリバチェッカーを受ければ他のがん検診は受けなくても大丈夫ですか。

A.本検査はだ液を採取した時点でがんの疑いがあるかどうかを調べる検査です。生涯にわたってのリスクを予測するものではありませんので、定期的に受けていただくことをお勧めします。 また、各検査には長所と短所があり、互いに補いあっています。サリバチェッカーと他の検査を併せて受けると、がんを見つけ出せる可能性は高くなります。